MDR-Z700(SONY製)を使い始めてから3年ぐらい経ちました。
ロックとか、パンクばかり聞いている私としては、中高音域と低音域のベストバランスを保ってくれるこのヘッドフォンは重要なアイテムで重宝しています。
ただ、イヤーパッドがボロボロと零れだして、しまいには頭に付けたり外したりする動作で崩れるモノだから結構黒いのが飛び散ってイヤでした。で、何か方法はないかと探していたら意外にもイヤーパッドを交換できるなんて話を聞いたモノですから早速実践。
さて、まず始める前に一言。
このZ700に関しては、右耳用・左耳用という分け方はなくて基本的には左右同じ形をしています。しかしほとんどの製品では交換用のイヤーパッドも右・左と別々の形をしているらしいので2枚セットの購入をお勧めします。
それで音響の小さい部品と言えば、専門店「サウンドハウス」に行くしかない。
検索してみると、イヤーパッド1個につき250円。まあ、なんと普通の値段。
特別な作りをしているわけでもなくて、革の部分が少し中に織り込んであるのがポイントです。
ボロボロになっている革を指で外します。これはツルンと剥ける感覚です。特に接着もなく苦労することはありません。
むしろ、はめる方が大変です。
少し小さめにイヤーパッドが作ってあるので、中の方に指を突っ込んで外側に伸ばしていきます。あまり無理をすると縫い目が切れる可能性もあるのであくまで優しく。最後は思い切ってグイグイと入れていきます。
これが交換した後のモノ。まるで新品みたいです。
改めて耳にはめてみると、とても気持ちが良くて心地よかったです。