フジテレビ系で放送された「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題で、日本民間放送連盟(民放連、会長=広瀬道貞・テレビ朝日会長)が、番組を制作した関西テレビを除名処分にする公算が大きくなった。
27日に開催する緊急対策委員会で協議し、近く総会で正式決定する。
民放連は既に、関西テレビを会員活動停止にしている。最も厳しい除名処分は、1999年3月から2000年8月まで静岡第一テレビがCM間引き問題で受けた1件だけ。関西テレビの処分が決定すれば、準キー局では初めてとなる。
除名処分を受けると、放送局としての信用が失われ、広告収入に多大な影響が出る。また、番組をキー局に伝送したり、キー局から番組を受ける際に使用する回線料の加盟社割引が適用されなくなる。
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