6月7日に京セラドームで開催されたライブのお手伝いに行ってきました。
が、今回は非常に楽しみが無くて。
「仕事がつらい」とかではなくて(まあ、人間観察が好きなだけです)「何もすることがなかった」から、何もなかったんです。
私の仕事はエレベーターの間仕切り。まあ、そのままですよ。
スタッフだけ通して、お客さんは追い返す。
しかも、このエレベーター。外と中が繋がっているので、チケットを持っていなくても中に入れる状態になっているんですね。当然ながら、警備しなければならない箇所でもありますから、それは良いんですけど。イスに座って合計7時間以上。お客さんの入退場する2時間弱は立って警備をしていました。
時給800円。楽だったんですよ。正直。
でも、午後3時半まで眠くてしょうがなかったんです。その時、立って警備をしていたら「座ってて良いよ」って言われたけど、座っていると意識が飛んでましたからね。
それで今回の「人」
ライブが始まって2時間。もう、そろそろ8時半を超えて終盤を迎えている時。
あるお客さんが、慌てて中に入っていくのが見えました。
あと、2曲か3曲。アンコール+αぐらいしか見れないのが分かっていて中に入っていく人を見ていると、何とも可愛そうに見えて仕方が無かった。
思い出は大切なものですが、「大変だった思い出は一生残る」ということでしょうか。本当にあの人は波乱万丈の一日を過ごしたのだと思われます。
さて、これを書いている途中で思い出したのが、住んでいる場所のこと。
京セラドームですから「規制退場」を行っています。出口を制限して、退場するエリアを一つずつ案内していくやり方です。(Aブロックのお客様、退場してください。その他のブロックの方は席でお待ちください。ってな方法です)というか、駅も大混雑ですよ。
そんな折、退場の時の話。
「あのー、規制退場をしていても抜け出すことは出来ますか?」という質問をされた。まあ、規制退場はあくまでも「ご協力」の範囲内のことなので、さらっと帰っていただければ特に問題はないのですけど。
「実は明日のライブも来るのですが、電車の時間が…私、埼玉から来ていますので。」
えっ! さ、埼玉ですか! と心中思ったことは想像通りです。「この人、凄いわ。」と思いつつ、明日の終了時間を確認すると、7時半終わり。微妙ですね。
「今日も20分遅れスタート(実際に客の移動が遅かった)で、30分遅れて終了しましたから。明日がどうなるか、まではちょっと。ただ、規制退場になったら(人が多くて)簡単には帰れないと思う」
としか答えられませんでした。
遠方から来ると、時間との勝負は大変です。
くれぐれもホテルを取るとか、夜行バスにするとか何らかの手を考えて計画を立ててくださいな。
話は変わって、バイト先への不満。
前述したとおり、エレベーターの間仕切りですから、ライブに関する情報はそんなに必要ないんです。中にグッズ売り場があるとか、喫煙所の話だとか、プレゼントを渡したいけどみたいな内容ですよ。
ただ、それは人が立っている場所も考えてみろ。と言いたい。
ステージ裏の真っ暗なところにあるエレベーターなら、ある程度の情報があればいいですよ。でも、私が居たのはコンコース(お客さんが出入りする回廊)部分ですからね! しかも、そこにポツンと立っていたら、普通に声を掛けてくるでしょう。
私、座った瞬間に「情報無いんだけど!」と叫びたくなった。
もう、そこからは必死でしたね。他の人に説明するチーフの言葉を盗み聞きして、「公演が始まったら喫煙所は封鎖する」とか「始まる直前に飲食店は閉まる」とか情報を集めていましたから。
チーフに改めて色々と確認すると「君、よく知っているね」と言われることもあるが、私からすれば「なら、教えろよ」と言い返したい。
基本的にバイトってバカな人であれば、何も知らないまま立たされていることも多いです。間違った情報を持っている人も否定できません。本当に申し訳ありませんが、あくまでも「バイト」君なので、そこんトコロ、許してあげてください。
以下、私が実際に教えてもらってない内容。
規制退場の方法。(どのゲートから出るとか知らない)
出演者へのプレゼントを渡す窓口
チケットを拾った(実際に落ちていました)
コンコースの喫煙所を閉鎖、他は一箇所しかないよ
公演が始まったら、飲食店が閉まります(自販機もありません)
手荷物はどうすれば?(クローク制度はどうなってんの?)
グッズ売り場ってコンコース中にあるの?
(説明書の中にはなかったが、実際にはあったらしい)
今度、会社の人の不満タラタラ言ってきます。
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